柏で不倫の慰謝料なら弁護士法人心 柏法律事務所

１　弁護士を入れるメリット

　不倫の慰謝料請求において弁護士を入れる最大のメリットは、交渉を弁護士に一任できることです。当事者同士で話をする場合、どうしても案件の性質上感情面が表に出てしまうことも多く、話し合いが泥沼化することもままあります。

　それにとどまらず、脅迫や強要、恐喝、名誉棄損など刑事事件にまで至ってしまうことまでありますので、専門家である弁護士が介入して交渉を行うことは、このような事態を回避するためにとても重要と言えます。

　また、相場感及び経験に基づいて交渉を行いますので、大きく不利な条件で和解してしまうなどということは基本的にないという点もメリットとなります。

　では、弁護士はいつ依頼するのがよいのでしょうか。以下、請求する側、される側に分けて解説していきましょう。

２　請求する側

　弁護士を介入させることには大きなメリットがあることは前述のとおりですが、その一方で、コストがかかることも事実です。

　弁護士を入れたことで結局収支がマイナスになってしまうようなことを避けるためには、一定程度事実関係の確認や、証拠の吟味は必要になるかと思います。

　そのうえで、きちんと回収可能性が一定程度あることを確認したうえで弁護士と契約する方が安全かと思います。

　この判断はご自身で行うことはかなり難しいことですので、少しでも請求を考えたときには、まずは一度弁護士に相談してみることから始めることが大事であると考えます。

３　請求された側

　請求をされた側の場合には、基本的には少しでも早く弁護士を介入させた方がよいと考えます。

　請求された本人が直接反論したり、減額交渉を行うことは、心理的にもなかなか難しい部分もあるかと思います。

　また、負い目から不利な条件を飲み過ぎてしまうこともあるかもしれません。

　このような交渉こそ、まさしく専門家である弁護士の出番かと思いますので、すぐに相談することをお勧めします。

４　注意点

　まずは自分で交渉してみて、うまくいかなくなったら弁護士に相談してみよう、と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、これは注意が必要です。

　弁護士といえども、それまでの交渉の経緯によってはもう覆せないというものもあり、取り返しがつかない場合もあります。

　コスト面もありますので、弁護士を介入させるかを迷われることはごもっともかと思います。

　今は初回相談無料の法律事務所も多いです（当法律事務所もその一つです。）ので、まずは一度弁護士に相談されることをお勧めいたします。

１　不倫慰謝料にはある程度の相場が存在します

　不倫慰謝料は、専門的には不法行為によって発生した精神的損害に対する損害賠償金です。

　精神的な損害に対する賠償金には、物を壊された場合などとは違い、明確な算定基準がありません。

　もっとも、実務においては、裁判例の積み重ね等による不倫慰謝料の相場が存在します。

　不倫慰謝料は、一般的には５０～３００万円程度とされています。

　不倫慰謝料の金額は、不貞行為の態様等さまざまな要素によって変動しますので、相場を確認したい場合には不倫慰謝料の請求を得意とする弁護士に相談することをおすすめします。

　以下、不倫慰謝料の金額に影響を与える要素について説明します。